最強米国代表が決定!表彰台独占も

[ 2010年1月25日 18:23 ]

 バンクーバー冬季五輪に出場するスノーボード・ハーフパイプ(HP)の米国の代表男女各3人が決まった。前回のトリノ五輪を制した男子のショーン・ホワイトを筆頭に表彰台独占の可能性も感じさせる顔触れで、青野令(松山大)ら日本勢にとって高い壁になりそうだ。

 最終選考会となった23日の米国グランプリ(GP)最終戦でホワイトは圧倒的な強さを見せた。縦に2回転する大技ダブルマックツイストを試合で初めて披露し、50点満点中49・50点を獲得。米国スキー協会のホームページによると、ホワイトは「まだ審判員全員が満点を出していない。出させてみせる」と五輪を見据えた。
 五輪初出場のスコット・ラゴ、ルーイ・ビトも実力者。7日の米国GP第2戦でホワイトを破ったダニー・デービスや、有力候補だったケビン・ピアスはけがで外れたが、強さは揺るぎそうにない。
 女子は実績で男子を上回るメンバーがそろった。ケリー・クラークは2002年ソルトレークシティー五輪金メダルでトリノ五輪4位。ハナ・ティターはトリノ五輪優勝者で、グレッチェン・ブライラーはトリノ五輪2位。米国のマイク・ヤンコウスキー・ヘッドコーチは「ベスト中のベストがそろったと思う。過去最強のチームでバンクーバーに乗り込む」と自信満々だ。(共同)

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2010年1月25日のニュース