中国選手初の快挙!鄭潔ノーシードから8強入り

[ 2010年1月25日 06:00 ]

ボンダレンコを破り8強入りした鄭潔

 全豪オープンテニス第7日は24日、オーストラリア・メルボルンパークで男女シングルス4回戦などが行われ、女子はノーシードの鄭潔(26)が第31シードのアリョーナ・ボンダレンコ(25)を7―6、6―4で破り、中国選手として初めて8強入りを果たした。1年8カ月ぶりに復帰した元世界ランク1位のジュスティーヌ・エナン(27)は同じベルギーのヤニナ・ウィックマイヤー(20)と対戦してフルセットの末、勝利を収めた。男子では第2シードのラファエル・ナダル(23)が順当に準々決勝進出を決めた。

 08年のウィンブルドン4強で脚光を浴びた中国の鄭潔が準々決勝進出を果たした。全豪では昨年の4回戦を上回る自己最高成績。これまでの3試合すべて逆転勝ちの26歳は、格上のボンダレンコを圧倒してストレート勝ち。1メートル64の小柄な体を補うスピードと粘りを武器に、06年にダブルスで優勝した縁起のいい大会で観客を魅了している。中国でもう一人残っている李娜が25日に4回戦を戦うが、鄭潔は「2人そろって準決勝にいきたい」と期待を膨らませた。

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2010年1月25日のニュース