五輪直前 初の快挙なるか…真央ちゃん3回転半に3度挑む

[ 2010年1月25日 15:24 ]

2009年12月、フィギュアスケート全日本選手権で4連覇を果たした浅田真央

 欧州を除く各国選手で争うフィギュアスケートの四大陸選手権は27日から4日間、韓国の全州で開催される。バンクーバー冬季五輪の日本代表からは女子の浅田真央(中京大)と鈴木明子(邦和スポーツランド)が出場。五輪前最後の大会での演技に注目が集まる。

 五輪本番の演技まで1カ月を切った中、浅田はジャンプの出来が見どころとなる。昨年末の全日本選手権で手応えをつかんだトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)にはショートプログラムで1度、フリーで2度挑戦する予定。三つとも成功すれば女子で初の快挙となる。
 五輪で金メダルを争う世界女王のキム・ヨナ(韓国)やジョアニー・ロシェット(カナダ)安藤美姫(トヨタ自動車)が出場しない大会で、弾みをつけることができるか。
 自己ベストを上回る180点台を五輪での目標に掲げる鈴木は、ミスのない演技でいいイメージを本番に持ち込みたい。
 このほか、日本からは女子に今井遥(東京・日本橋女学館高)、男子は町田樹(関大)南里康晴(ふくや)中村健人(明治神宮外苑ク)が出場。ペアは高橋成美(アクアリンクちば)マービン・トラン(カナダ)組が出る。

続きを表示

2010年1月25日のニュース