藍5位に浮上 最終日はビッグスコア狙う

[ 2009年10月4日 06:00 ]

 【日本女子オープン3日目】宮里藍は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算4アンダーの5位に浮上した。予選ラウンドはアイアンが乱れていたが、前日にテレビ中継で自身のスイングを見て「下半身を使っていない。トップからの加速がない」と気づいたという。この日は下半身の動きを意識したことでショットの精度が増した。首位の宮里美とは7打差。「彼女が崩れることはないと思うので自分が頑張るしかない。あきらめないでやりたい」と最終日はビッグスコアを目指す。

 ≪古閑 耐えて5位≫左手首痛を抱える古閑はテーピングをしてのラウンドだったが、68の好スコアで5位に順位を上げた。「雨が降ると痛いんですけど、かばうと曲がってしまうんで耐えてやっています」と文字通り我慢のプレー。首位と7打差で迎える最終日については「何が起こるかわからないので爆発的なスコアを出せればいい」とわずかな可能性にかける。

 ≪野村「高校を卒業したらプロに」≫日本人の父と韓国人の母を持つ17歳の野村敏京(はるきょう)が70で回り、トッププロに交じって5位につけた。堂々のプレーに「生意気に聞こえるかもしれませんが、どんな試合でも優勝する気持ちでやっています」ときっぱり。3歳まで日本で暮らしたが、その後はソウルに移り住み、現在はソウル明知高2年。日本語はほとんど話せないが「日本か米国かはこれから考えるけど、高校を卒業したらプロになるつもり」と話した。

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2009年10月4日のニュース