真央「後戻りできない」と覚悟、高橋は復活に自信

[ 2009年10月4日 18:20 ]

 来年2月のバンクーバー冬季五輪を目指すフィギュアスケートの有力選手が4日、東京都内で記者会見し、五輪初出場での金メダル獲得に期待が懸かる浅田真央(中京大)は「後戻りはできないので、一つ一つの試合をクリアしていけたらいい」と、いよいよ本格化するシーズンに向けた覚悟を口にした。

 右ひざ手術からの復活を目指す高橋大輔(関大大学院)は3日のアイスショーで3回転半ジャンプも成功させ「曲の中で、人前でできて自信になった」と言う。「(今季は)優勝にとらわれずにプログラムの内容や(試合までの)プロセスを楽しめればいい」と原点回帰を強調した。
 安藤美姫(トヨタ自動車)はフリーのテーマが「クレオパトラ」であることを明らかにし、「彼女の人生観や力強さを表現できればいい」と話した。小塚崇彦(トヨタ自動車)はフリーの習熟を課題に挙げ、織田信成(関大)はまずは12月のグランプリ・ファイナルでのメダル獲得を目標に掲げた。

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2009年10月4日のニュース