さくらV逸に涙…悔いを残したパット

[ 2009年10月4日 18:40 ]

 【日本女子オープン】ここ一番でのパットで、大きな悔いを残した。目前まで迫ったビッグタイトルを逃し、いつもは冷静な横峯が珍しく涙を浮かべた。

 宋ボベとのプレーオフ1ホール目。18番のバーディーパットは、宋とほぼ同じ3メートルの距離だった。だが「ラインの読みで(キャディーの)ジョンとの意見に食い違いがあった」と振り返る。
 「フックライン」との助言に、横峯は「スライス」を主張。キャディーの言葉を信じ切れないまま、中途半端な気持ちで打ったパットは、フックラインをたどってカップ1個分外れた。「(自分の中で)しっかりとラインが決まっていたら…。自分はまだまだ未熟」と反省を口にした。
 それでも首位と7打差で出た最終日で大会記録に並ぶ65をマークし、見せ場を作った。「去年と比べたら成長しているかな、と思う」と横峯。賞金ランキングでもトップの諸見里との差を約1800万円につめ、残り8試合に挑む。

続きを表示

2009年10月4日のニュース