姉の敵討って連覇だ!セリーナ貫禄の4強進出

[ 2009年9月10日 06:00 ]

女子シングルスで準決勝進出を決めたセリーナ・ウィリアムズ

 全米オープンテニス第9日は8日、ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われた。女子シングルス準々決勝では2連覇を狙う第2シードのセリーナ・ウィリアムズ(27=米国)がストレート勝ちした。準決勝で元世界ランク1位のキム・クライシュテルス(26=ベルギー)と対戦する。男子は8強が出そろい、4回戦で昨年準優勝の第2シード、アンディ・マリー(22=英国)はストレート負けし、第3シードのラファエル・ナダル(23=スペイン)は逆転勝ちした。

 【セリーナ(米)2―0ペンネッタ(伊)】セリーナはただ一人、1セットも失わずに4強入りを決めた。「準決勝に進めて凄くうれしい。でもこれで満足する私じゃないわ」と余裕たっぷり。準決勝の相手はクライシュテルス。姉ビーナスを4回戦で破った元女王との対戦成績は7勝1敗だが、最後の対戦から6年以上が経過。これまでの戦いぶりを見て「前よりも、いいくらいだわ。私も子供を産んでカムバックしようかしら(笑い)」。姉の敵討ちに燃える心をジョークで隠していた。

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2009年9月10日のニュース