30カ国から800人「アジアユースパラ」開幕

[ 2009年9月10日 19:12 ]

 アジアの約30の国、地域から選手ら約800人が参加する障害者国際総合スポーツ大会「東京2009アジアユースパラゲームズ」が10日、東京都内で開幕した。

 皇太子さまや石原慎太郎都知事らが出席して開会式が東京体育館(渋谷区)で行われ、都立片倉高校吹奏楽部などによるオープニングセレモニーに続いて選手団が入場。大会会長を務める知事が「これまで積み重ねた練習の成果を存分に発揮し、全力で競技に挑んでください」とあいさつし、開会を宣言した。
 皇太子さまも「この大会により、アジアにおける障害者スポーツの発展と、障害のある人々への理解が深まり、人々が安心して生活できる社会づくりがさらに進むことを希望します」と述べた。
 大会はアジアパラリンピック委員会(APC)などが主催。2003年にAPCの前身組織が開催した香港大会に続いて2回目。都内の5会場で11~13日の間、陸上、水泳、卓球など6競技が行われる。日本からは選手と役員ら約210人が参加する。

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2009年9月10日のニュース