石塚武生さん「荒ぶる」でお別れ

[ 2009年8月10日 06:00 ]

 6日に突然死症候群のため急死したラグビー元日本代表、石塚武生さん(享年57)の告別式が9日、東京・狛江市の泉龍寺別院で営まれ、サントリーの清宮克幸監督(42)や元慶大監督の上田昭夫氏(56)、石塚さんが指導した常総学院のラグビー部員ら400人が参列した。

 早大時代に指導を受けた清宮監督が遺体に母校のアカクロのジャージーをかけ、出棺時は早大OBが部歌「荒ぶる」を斉唱。常総学院の3年生部員が棺を運び、松本直也主将(3年)が「監督、絶対花園に行きます」と19年ぶりの花園出場を誓った。石塚さんが74年度に早大主将を務めた時の監督だった日比野弘・元日本協会会長代行(74)は弔辞で「君はすべての情熱をラグビーにささげた。どうもありがとう」と“炎のタックルマン”に別れを告げた。

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2009年8月10日のニュース