マラソン代表渋井が米高地合宿から帰国

[ 2009年8月10日 17:21 ]

米国での高地合宿から帰国し、明るい表情で話す渋井陽子

 陸上の世界選手権(15日開幕・ベルリン)女子マラソン代表で、4月に痛めた左太ももの回復が遅れていた渋井陽子(三井住友海上)が10日、高地合宿先の米アリゾナ州フラッグスタッフから成田空港に帰国し「痛みはほとんどない。最悪の状態から上がってきた」と開き直ったような明るい表情で話した。

 7月5日の札幌国際ハーフマラソンは23位に低迷。だが、渡米後の7月26日のサンフランシスコ・マラソンを練習の一環で走り、起伏の激しいコースを2時間46分34秒で制してから状態は好転してきたという。「経験を悪いときの対応の仕方に生かせれば。しっかり調整したい」と、23日のレース本番に向けて誓った。渋井は16日にドイツに向けて出発する予定。

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2009年8月10日のニュース