井上康生も果たせなかった…後輩が2冠達成

[ 2009年8月10日 19:09 ]

 【高校総体・柔道】男子100キロ級の羽賀龍之介(神奈川・東海大相模)は、尊敬する2000年シドニー五輪100キロ級金メダリストで、高校の先輩でもある井上康生氏も達成できなかった2冠の快挙を成し遂げた。「落ち着いて試合をすることを心掛けた」と話すように、相手の動きを良く見て得意の内股などを繰り出し、危ない場面は一つもない試合展開だった。

 8、9日の団体戦、10日の個人戦を戦い抜いた羽賀を、高橋監督は「体はきついと思うけど、良くやった。非常に素晴らしい」と笑顔で褒めたたえた。全柔連のジュニア強化指定選手に選ばれている羽賀は「世界に出たい。でもその前にシニアの大会で勝たないと」と今後を見据えた。

続きを表示

2009年8月10日のニュース