大横綱の激励に朝青龍「刺激になる」

[ 2009年8月10日 06:00 ]

夏巡業の稽古で胸を出す朝青龍

 大相撲夏巡業は9日、札幌市で行われ、横綱・朝青龍が今巡業初の申し合いを行った。8日の福島・相馬巡業では稽古を無断で休んだが、この日は午前9時47分に稽古場に登場。関脇・稀勢の里と小結・琴奨菊の三番稽古(同じ相手と続けて行う稽古)に強引に割り込むと、8戦全勝とまずまずの動きを披露した。

 稽古後には昨年限りで相撲博物館館長職を退いた元横綱・大鵬の納谷幸喜氏と再会。納谷氏から「きょうは気持ちが入っていた」と激励され「いいことも悪いことも言われるが、それが幸せ。刺激になります」と感謝を口にした。稽古に関しては「一気にやっても良くないから徐々に」と語ったものの、だぶついたおなかの肉をつまんで苦笑い。「太ったね。153キロはあるよ。何とかしないとね」と悲そう感も漂わせた。

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2009年8月10日のニュース