塚原 世界陸上に“侍ヘア”で「目立つ」

[ 2009年7月25日 06:00 ]

ちょんまげヘアで世界選手権へ挑むことを表明した塚原直貴

 陸上の世界選手権(8月15日開幕、ベルリン)の短距離とハードルの男女代表選手が24日、山梨・富士北麓公園陸上競技場で公開練習を行った。男子短距離のエース塚原直貴(24=富士通)は6月中旬から伸ばしている髪を後ろで束ねて登場。スポーツ選手のちょんまげケアは、かつてサッカーのベッカムらがやっていたが男子陸上選手では異例中の異例。だが塚原は「このままで行く。世界のランナーと並んだら目立ちますし」と本番も“侍ヘア”で臨むことを約束した。6月の日本選手権で左ひざ裏の腱を痛めたが2週間前から練習再開。26日にはトワイライトゲームス(東京)100メートルに出場予定で「試合勘を戻したい」と本番前最後の実戦を心待ちにしていた。

 ≪福島が復調をアピール≫右脚付け根の張りで6月の日本選手権女子100メートル決勝を棄権した福島千里(21=北海道ハイテクAC)は、この日から全力走を再開。リレー練習の際に約1カ月ぶりに全速力で走り「だいぶいい感じ。久々に走ったけど大丈夫な感じです」と復調をアピールした。今季は短距離2種目で日本記録を更新するなど急成長を遂げただけに「北京五輪前の時と気持ちは全然違う」と精神面の余裕もうかがわせた。

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2009年7月25日のニュース