国際水連の水着新規定案　平井コーチは歓迎

　世界選手権に出場する競泳日本代表の平井伯昌ヘッドコーチは２４日、国際水連がローマ総会でまとめた高速水着を制限する新規定案を「ようやくハードな練習をしてチャレンジしていくという競泳本来のスタイルに戻る。コーチとしては望ましい」と評価した。

　今大会注目される全面をポリウレタンで覆った高速水着が、新規定では許可されない可能性が高いジャケド社の広報担当者は「ルール変更は来年１月からで、それに合わせて新製品の開発をしている。困ることはない」と強気。同社のファッブリカ社長も「高速水着を許可している現行規定を無効にする決定に拍手を送る」との声明を発表し、新規定への適応に自信を見せた。
　レーザー・レーサーの英スピード社は、２８日に国際水連が水着新規定の詳細を発表するまではコメントを差し控えるとした。（共同）