シンクロ史上初のメダルなし…日本、五輪危うし

[ 2009年7月25日 20:23 ]

チームのフリールーティン決勝を終え、得点発表を待つ日本。6位に終わり今大会はメダルなしとなった

 水泳の世界選手権第9日は25日、ローマで行われ、シンクロナイズドスイミングの最終種目、チームのフリールーティン(FR)決勝で日本(足立、乾、木村真、木村紗、小林千、小林祐、中村、酒井)は94・000点の6位に終わった。

 日本は今大会の7種目すべてでメダルを逃した。シンクロが実施された五輪7大会と世界選手権13大会を通じて日本がメダルなしに終わったのは初めてで、2012年ロンドン五輪へのチームの出場も危ぶまれる状況となった。
 ロシアが99・167点で今大会6個目の金メダルを獲得。スペインが1・000点差の2位で中国、カナダ、イタリアが続いた。

 オープンウオーターは非五輪種目の男女25キロを実施した。飛び込みの最終種目、男子シンクロ高飛び込みは北京五輪覇者の火亮、林躍組(中国)が482・58点で2連覇を果たした。
(共同)

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2009年7月25日のニュース