神原が3連覇!宮原は2度目の優勝

[ 2009年7月25日 06:00 ]

 第62回富士登山競走(スポーツニッポン新聞社後援)は24日、山梨・富士吉田市役所前スタートで3330人が参加して行われた。悪天候のため山頂コースも5合目をゴールに変更して実施。同男子は宮原徹(26)が1時間15分15秒で優勝、同女子は神原百合(33)が1時間33分0秒で3連覇を飾った。5合目コース男子は生田直人(29)、同女子は西城貴子(33)が優勝した。【詳細はスポニチ本紙30日に掲載】

 3年ぶり2度目の出場の宮原が、前回に続いて2度目の優勝を果たした。前回の記録、2時間32分40秒はいまだに大会記録。「(2時間)30分を切る新記録を目指した」挑戦だったが、スタート直前にゴール地点が変更されるハプニング。しかし「前日の時点で、ある程度予想はしていた」と落ち着いて対応し、5合目コースの新記録となる1時間15分15秒を叩き出した。

 <女子 神原が3連覇>スタートして300メートルで先頭に立った神原が、その後1度もトップを譲ることなく3連覇の偉業を成し遂げた。「ゴール地点が変わってしまって、頑張りどころが分からなくて不安でした。最初から飛ばしていこうと思いました」とレースプランを明かした。7月に2度富士登山をするなど準備万端で挑んだが「何度登っても楽に登れることがない。難しい山ですね」と振り返っていた。

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2009年7月25日のニュース