杉並学院アベックV!須賀だ!村田だ!

[ 2009年3月24日 06:00 ]

中学ゴルフ優勝した男子の須賀京介(左)と村田理沙の杉並学院コンビ

 スポニチ主催の平成20年度関東中学校ゴルフ選手権春季大会は23日、千葉県茂原市の真名カントリークラブ(男子=5820ヤード、女子=5805ヤード、パー72)で熱戦を展開。10メートルを越える強風に見舞われたが、男子は4オーバーの76で並んだ3選手によるプレーオフの末、須賀京介(東京・杉並学院3年)が優勝。女子も3オーバー、75の村田理沙(東京・杉並学院1年)が4人によるプレーオフを制した。男子は14位タイまでの17人、女子はシード選手を含む9位タイまでの11人が全国大会(26、27日、滋賀・瀬田GC)への出場権を手にした。

 <男子 風に負けないナイスリカバリー>プレーオフ1ホール目の1番で、バーディーを奪って決着をつけた須賀は「帽子は何度も飛ぶし、立っているのがやっと。でも精神面で風に耐えられた」と強風下での優勝を喜んだ。初体験の風にショットは曲がっても、巧みなリカバリーで5ボギー、1ダボに抑え、3バーディーを奪った。4月からは慶応高に進学する。ゴルフと勉強を見事両立させ、中学最後の全国大会には「出るからには優勝」と高い目標を掲げた。

 <女子 4人プレーオフ制した1年生>平成6年以来という4人によるプレーオフは5ホール目までもつれ、1年生の村田が勝ち残った。「最初は緊張しましたが、最後は楽しめました」とうれしさで疲れも吹き飛んだ様子。ゴルフを始めたのは小学3年の時。最初は遊び感覚だったが、今では毎日300球、3時間の練習を繰り返している。初体験となる全国大会に向けては「自分の力を出したい」と抱負を口にした。石川遼が通う杉並学院のアベック優勝となり、昨年4月から監督を務める鷹巣プロも目を細めていた。

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2009年3月24日のニュース