谷口浩美ら生んだ名門 日体大陸上部大麻疑惑大麻

[ 2009年3月24日 06:00 ]

 大学陸上界の名門に大麻疑惑が発覚した。正月の箱根駅伝で3位に入り、91年世界選手権男子マラソン金メダリストの谷口浩美らを輩出した日体大陸上競技部の横浜市青葉区の合宿所が2日、関東信越厚生局麻薬取締部の家宅捜索を受けていたことが23日、分かった。

 日体大広報課によると、同部の男子部員が大麻を所持した疑いがあるためで、現在も捜査は継続中。部員は逮捕されておらず、競技種目は明らかにされていない。学内調査により、捜査の対象となった部員1人が退学処分となり、陸上競技部の石井隆士部長、水野増彦監督、小林史明コーチも5日付で解任となった。
 同広報課は「大学でも調査した結果、合宿所に家宅捜索が入ったことは事実と判明しました。今後の対応や詳細発表は、捜査の進展次第となります」と話している。

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2009年3月24日のニュース