立ち合い徹底!「待った」かかる取組続発

[ 2008年9月14日 23:51 ]

 武蔵川新理事長(元横綱三重ノ海)が手をつく立ち合いの徹底を訴えたことを受け、秋場所初日の取組では今まで以上に「待った」がかかった。

 序ノ口から審判と行司が目を光らせ、幕内では6番で力士に仕切り直しが命じられた。
 放駒審判部長(元大関魁傑)は「両手をついて立つのが決まり。きょうは微妙なものが正直あった。今度からきっちり止める」とさらに厳しくチェックする意向を示した。
 力士も戸惑いは隠せなかったが、大関魁皇は「自分の中でちゃんと立っていると思っても、そうじゃないということもある」と納得した様子。大関千代大海は「入門のときから両手をついているので問題ない。ついてなかった人に比べて有利になるかな」と話した。

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2008年9月14日のニュース