先週の失格から立ち直った!若林首位発進 

[ 2008年7月25日 06:00 ]

第1日、3アンダーで5位の若林舞衣子

 女子ゴルフツアーのカゴメ・フィランソロピーLPGA第1日は24日、千葉県印西市の習志野カントリークラブ(6416ヤード、パー72)で行われ、昨年のプロテストで合格した若林舞衣子(20=ヨネックス)が前半3バーディーの貯金を守って69で回り、トップと4打差5位の好スタートを切った。韓国の李廷恩=イ・ジウ=(22)がボギーなしの7バーディー、65でトップ。2打差に中島真弓(32=フリー)がつけ、前週優勝の福嶋晃子(35=NEC)が全美貞=ジョン・ミジョン=(25=韓国)と並んで3位。横峯さくら(22=エプソン)はイーブンの25位と出遅れた。

【第1R成績


 先週のスタンレー初日で2アンダーで回りながら失格となった若林が、その悔しさをぶつけるように4バーディーで回り、5位グループにつけた。「チャンスにしっかり取れて、長いパットも入ってくれた。先週のことは、もう忘れるくらいに切り替えました」と笑顔をのぞかせた。失格はハーフターンの休憩の際に、ゴムボールを両腕に挟んでのスイング練習が「ゴルフ規則14―3」(人工の機器、異常な用具と用具の異常な使用)に違反した。それだけに「キャディーバッグに入れていたボールやパットの練習器具など全部抜きました」という。
 新潟・開志学園では世界ジュニアで優勝するなど注目され、昨年のプロテスト合格と同時にヨネックスと契約。石川遼が用具契約している同社にとっては、石川と並ぶ期待の星でもある。プロデビューから間もなく1年。今年は予選会からの出場だが5月のクリスタルレディースではプレーオフで敗れたものの、自己ベストの2位に食い込んだ。同世代の有村をはじめ、若手の活躍が目立っており「昨年よりレベルアップはできている。1度優勝争いをしたので、今度は優勝したい」と夢に思いをはせていた。

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2008年7月25日のニュース