柔道ニッポンの強さを知らしめる!

[ 2008年7月25日 20:16 ]

 北京五輪の柔道日本代表の壮行式が25日、東京都文京区の講道館で行われ、女子48キロ級の谷亮子(トヨタ自動車)が「3連覇を目指して、一生懸命頑張ってくる」と金メダル獲得を誓った。

 男女計14階級の代表は順調に仕上がってきており、日本選手団の主将を務める男子100キロ級の鈴木桂治(平成管財)は「もう一度、自分と日本柔道の強さを知らしめる」と意気込んだ。
 同100キロ超級の石井慧(国士舘大)は「頑張って金メダルを取る」と宣言し、日本勢の4連覇が懸かる同60キロ級の平岡拓晃(了徳寺学園職)も「確実に勝ち進んで、目標の金メダルを持って帰る」と力を込めた。女子78キロ超級で連覇を目指す塚田真希(綜合警備保障)は「応援を力に変えて、全力で戦ってくる」と力強く話した。
 柔道は開会式翌日の8月9日から競技が始まる。激励に訪れた日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が「チームジャパンが勢いづき、好結果を残すには、屋台骨を支える柔道の活躍は欠かせない」とエールを送り、吉村和郎チームリーダーも「最初はけが人が多くて不安だったが、ようやく戦力が整ってきた。全階級制覇の報告をしたい」と応えた。

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2008年7月25日のニュース