男子は浅地がV!杉並学院2冠

[ 2008年7月25日 06:00 ]

関東中学校ゴルフ選手権男子の部優勝の浅地洋祐(杉並学院)=左=と鷹巣南雄監督

 スポニチ主催の平成20年度関東中学校ゴルフ選手権大会・第29回個人の部・第16回団体の部(男子)・第2回団体の部(女子)は24日、埼玉県さいたま市の大宮国際CC(男子=6095ヤード・パー72、女子=5755ヤード・パー73)で行われ、男子個人は浅地洋佑(東京・杉並学院3年)が65の好スコアで初優勝し、団体戦でも杉並学院の優勝に貢献した。女子個人は辻梨恵(神奈川・南足柄3年)が3人によるプレーオフを制して初優勝。女子団体は友部二(茨城)が初優勝を飾った。個人は男子11位タイ、女子4位タイ、団体は男子6位、女子3位までが全国中学校選手権(8月5日開幕、栃木・琵琶池GC)への出場権を獲得した。

 杉並学院が“鷹巣効果”で個人・団体の2冠に輝いた。4月1日付でツアー通算5勝の鷹巣南雄プロ(65)が監督に就任。往年の名選手から週2回、指導を受けた選手たちは気温30度を超える暑さの中で強さを発揮した。8バーディー、1ボギーの65をマークしたエースの浅地は「最初は監督のことを知らなかったけど、だんだん凄い方だと分かった。一緒に練習できて光栄です」と喜び、鷹巣監督も「子どもたちはかわいいし、1日ごとに力が伸びていく」と手応えを口にしていた。

 <女子個人 辻 プレーオフ制し初V>辻が井上、飛田とのプレーオフを制して涙の初優勝を果たした。70でホールアウトした3人のプレーオフは、まず1ホール目で飛田が脱落。2ホール目は井上がボギーを叩いたのに対し、辻は正確なドライバーショットでパーをキープした。緊張感から解き放たれた辻は「プレーオフは初めてでした。うれしい」と話した。

 <女子団体 友部二、全国大会へ闘志>ゴルフ部のない友部二が、杉並学院と230(3人の合計)で並んだものの4人の合計スコアで上回って優勝した。普段は個人で練習して技量を高めているが、この日は1年生の金沢が「パターもショットも良かった」と75をマーク。3年生の入江は「目標は優勝です」と女子団体の部が初開催される全国大会へ闘志を燃やしていた。

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2008年7月25日のニュース