北島2冠!男子MVPも「しんどかった」

[ 2008年2月25日 06:00 ]

男子二百メートル平泳ぎ決勝を制した北島

 競泳の日本短水路選手権最終日は24日、東京・辰巳国際水泳場で行われ、男子二百メートル平泳ぎで北島康介(25=日本コカ・コーラ)が2分5秒03の好タイムで前日の百メートルと合わせて2冠となり、男子のMVPに輝いた。自身の持つ日本記録に0秒07及ばなかったが「しんどかった。でも、これだけ体が動くのは調子のいい証拠」と前半150メートルまで日本新ペースだった積極的な泳ぎを評価した。今月に入ってインフルエンザで6日間練習できなかった影響もあり、終盤失速したが、伸び盛りの高校3年生、立石の猛追もしっかり退けた。次は代表選考会となる4月の日本選手権。27日からは約1月間、米フラッグスタッフで高地合宿を行う。平井コーチも「二百メートルの泳ぎもまずまずだった。力はついているので、合宿ではオーバーワークに気をつけたい」と順調な調整ぶりを再確認できた様子だった。

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2008年2月25日のニュース