元親方、制裁目的は否認

[ 2008年2月25日 13:50 ]

 時津風部屋の力士急死事件で、傷害致死容疑で逮捕された元親方の山本順一容疑者(57)が愛知県警捜査本部の25日までの調べに、時太山=当時(17)、本名斉藤俊さん=を柱に縛り付けるよう兄弟子に指示したことを認める供述をしていることが分かった。制裁目的については依然否認しているという。

 捜査本部によると、斉藤さんは名古屋場所前の昨年6月25日夜、愛知県犬山市の部屋宿舎から逃げ出したことに対する制裁の目的で暴行され、山本容疑者の指示でてっぽう柱に約20分間、縛り付けられたとされる。
 山本容疑者はこれまでの調べに「指示をしたかどうかははっきりしない」などと供述していた。

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2008年2月25日のニュース