桃子1アンダー、23位スタート

[ 2008年2月15日 09:19 ]

第1ラウンド、4番でドリンクを飲む上田桃子

桃子“V視界”!4打差23位発進

藍 パット苦戦で出遅れ103位

 米女子ゴルフツアーの今季開幕戦、SBSオープンは14日、カフク(米ハワイ州)のタートルベイ・パーマー・コース(パー72)で第1ラウンドを行い、今季から米ツアーに本格参戦した21歳の上田桃子は4バーディー、3ボギーの1アンダーで、首位に4打差の23位とまずまずの滑り出しだった。
 ツアー挑戦3年目の宮里藍は4オーバーの103位と大きく出遅れた。

 ≪力みとれ笑顔でバーディー≫待ち望んでいた米ツアーでの第1ラウンドは、やや硬さがあったものの上々のスタートだった。シャツと帽子を緑でそろえた上田が、日本人のファンの声援を受けながら健闘した。風に向かって打ち出した1番(パー4)は第2打を奥のバンカーへ入れ、寄せもピンを大きく越えてボギー。しかし3番(パー5)では力強いティーショットから、第2打をグリーンエッジへ運び楽々とバーディー。力みが取れたのか笑顔も見せるようになり、5番でも難しい約2・5メートルのパットを決めてバーディーを奪った。10番でティーショットを大きく曲げてスコアを落としたが、11番ですぐに取り戻した。「ボギーの後、すぐ挽回できた」と、内容に満足そうだった。
 念願の米ツアーの一員となり「久々に1ラウンドが長く感じた。難しいのでなかなか楽しむことができない」と言いながらも充実感があふれた。強い風の中、1アンダー、71にまとめた。「2日目を終わって優勝争いできるところにつけたい」と展望の広がる初日だった。
 ▼宮里の話 いいプレーをしたが、スコアがついて来ずに残念。あしたは大丈夫でしょう。ドライバーは気持ち良く振れている。パーパットをミスしているだけ。(共同)

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2008年2月15日のニュース