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高市早苗氏「私の名誉にかかわります」 出馬会見で不規則発言の記者へきっぱり「弱みなど握られていない」

[ 2025年9月19日 16:22 ]

総裁選出馬を正式表明した高市早苗前経済安全保障担当相
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 自民党の高市早苗前経済安全保障担当相(64)が19日、国会内で会見し、石破茂首相(党総裁)の辞任に伴う党総裁選(22日告示、10月4日投開票)への立候補を正式表明した。「日本と日本人を心底愛する者として、日本人の底力を信じてやまない者として、再び立候補する」と意気込みを述べた。

 会見では、物価高対策としてガソリンと軽油の暫定税率廃止や、所得税が生じる「年収の壁」引き上げを進める方針を示した。所得に応じて給付や所得税の控除を行う「給付付き税額控除」の制度設計を進めることも表明。外国人政策では司令塔機能を強化し、不法滞在者対策や土地取得規制の検討を進めると述べた。憲法改正と皇室典範の改正にも言及した。

 野党との連携については「自公連立が基本中の基本」としたうえで「基本政策が合致する野党とできれば連立政権を組むことまで考えたい」と述べた。

 政策を説明した後で質疑応答となり、会見開始から約1時間20分が経過した時点で司会者が「お時間になりましたので」と会見終了を宣言。しかし大声で質問をアピールする記者が出たため、司会者が「不規則はやめてください。本当にあと1問だけ」ともう1人記者を指名した。

 最後の質疑応答を終えた後も「経歴詐称疑惑」「アメリカに弱みを握られてるんじゃないですか」などと報道陣からマイクを通さない発言が。高市氏は「は?」と首を傾げた後、いったんは「ありがとうございました」と会見終了を告げた。それでも「ちょっと叫んでらっしゃる方が…すみません、私の名誉にかかわります」と表情を変え、「決して弱みなど握られておりませんし、私が米国連邦議会のコングレッショナル・フェローであったことは事実でございます。文書もございます」ときっぱり。「以上です。ありがとうございました」と笑顔で会見を終え、国旗に一礼して会場を後にした。

 高市氏は2021年、24年に続く3度目の立候補。昨年9月の総裁選では第1回投票で72票の国会議員票を獲得し、党員票と合わせて得票数181でトップだったが、決選投票では215票を獲得した石破首相に194票で敗れた。

 報道各社の世論調査では小泉進次郎農相と人気を二分し、首相に就任すれば女性初となる。総裁選には茂木敏充前幹事長、小林鷹之元経済安全保障担当相、林芳正官房長官が出馬を表明。小泉氏は20日に出馬会見を行う。

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