赤沢経済再生担当相 相互関税合意の立役者明かす 自宅に招かれ「丁寧にいろんなアドバイスを」
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赤沢亮正経済再生担当相が1日、TBS系「ひるおび」(月~金曜前10・25)にゲスト出演し、合意に達した日米関税交渉の影の立役者について語った。
当初は25%が提示されていた相互関税は1日から、15%となる。トランプ大統領も大統領令に署名した。自動車の関税率も15%で合意したが、赤沢氏は引き下げについて、米側との交渉で「時間がかかる可能性がある」としている。ほかコメの輸入を75%増加、防衛装備品の購入額を5000億円増の2兆5000億円に、ボーイング社の航空機約100機購入、大豆、トウモロコシなど約1兆2000億円分を購入することなどでも合意した。
番組では、交渉合意の裏話を紹介。赤沢氏が、毎週の訪米や電話談義で、交渉に当たったラトニック商務長官の気脈を知るようになり、投資計画の改善にはラトニック氏も加わったというものだった。さらに、ラトニック氏の自宅にも招かれ、3時間にわたるレクチャーでトランプ氏との交渉を“予行演習”したとも伝えた。「カードはちょっとずつ切れ。そのかわり“これをくれ”と言うんだぞ」と、ラトニック氏から助言も受けたとした。
こうしたエピソードについて聞かれた赤沢氏は、「外交上、いろいろあるので言いづらいところではありますが、だいたい合っているような気もします」とふんわり回答。ラトニック氏との関係について「私は“ラトちゃん”って言って。ハワードと英語では呼んでいますけど、信頼関係は非常にあると私は思っています」と明かした。
ラトニック氏の素性についても説明した。もともと貿易センタービルに入る従業員約1000人の企業の最高経営責任者(CEO)だったが、01年9月11日の米同時多発テロでそのうち700人を失った。赤沢氏は「その補償も私財を全部投じて徹底的にやって、その後に個人資産を2500億円作っている人なんです」とし、「私とは相性がいいと思いますし、信頼関係もある」と強調した。
「大事なのは、交渉のアドバイスということもそうなんですけど、(ラトニック氏が)トランプ大統領を知り尽くしているので。トランプ大統領のファクターというのがもの凄くでかいし、決めることができるのは3閣僚が言っている通り、トランプ大統領ただ一人なんです」。そう説明した上で、「トランプ大統領とディール(取引)ができるということについて、正確には2時間半だったと思うけど、丁寧にいろんなアドバイスをくれたことは間違いありません」と感謝を口にした。
合意に導いてくれたラトニック氏について、赤沢氏は「一生懸命、“アメリカのためになるから実現したい”といういことで進めてやってくれた。そういう意味では大変な愛国者」と評していた。
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