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イラン女子代表の選手1人とスタッフ1人が新たにオーストラリアに亡命 処罰懸念の中で計7人に

[ 2026年3月11日 12:09 ]

8日、サッカー女子アジア・カップの試合に出場するイラン代表選手(Dave Hunt/AAP Image提供、AP)
Photo By AP

 オーストラリアのバーク内相は11日、同国で開催中のサッカー女子アジア杯で敗退したイラン代表の選手1人とスタッフ1人を新たに保護し、人道目的のビザを発給したと発表した。既にビザを発給済みの選手5人を含めて計7人の亡命を認めたことになる。

 オーストラリアのメディアによれば、バーク内相は政府関係者が水面下でイラン代表チームの大半と個別に接触したことを明かし「もし彼女たちがオーストラリアの人道ビザを希望するなら永住ビザへの道が開かれており、手続きをすぐに実行する準備ができていた」と指摘した。イランの家族と電話で連絡を取り、亡命を断念した選手もいたという。

 イラン代表のイレブンは米国とイスラエルによるイラン攻撃後に行われた2日の韓国戦で試合前に国歌を歌わず、イラン国営テレビの司会者が「裏切り者」と非難。帰国後に処罰されるとの臆測が高まっていた中、トランプ米大統領が帰国させるのは「重大な人道的過ち」として、オーストラリアに亡命を認めるよう要求していた。

 一方でイラン司法当局は10日、選手らに対し「安心して祖国に帰ってほしい」と呼びかける声明を発表。帰国する代表チームは10日夜にシドニーを離れ、経由地のマレーシアに到着したという。

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