×

U-23日本代表主将・DF市原吏音 オランダ強豪AZへの完全移籍が正式決定「タイトルを獲得したい」

[ 2026年1月31日 15:59 ]

市原吏音
Photo By スポニチ

 オランダ1部の強豪AZアルクマールは31日、J2大宮からU―23日本代表DF市原吏音(20)を獲得したと発表した。契約期間は31年6月まで5年半。

 市原はAZの公式サイトで「AZは最初に私に興味を示してくれたクラブで、その関心は一貫していました。だからAZを選びました」と説明。「私は多くの役割をこなせるセンターバックで、攻撃やビルドアップも得意。個人的には、AZで1試合でも多く出場し、チームに貢献してタイトルを獲得したい」と意気込みを示した。

 強化責任者のハイベルツ氏は「リオンは右利きのセンターバックで、センターバック両方のポジションでプレーできまる。ボールを落ち着いて扱うことができ、スピードがあり視野も広い」と評価。さらに「20歳とは思えないほどシ真のリーダーだ。アジアカップ優勝時の試合でもそのリーダーの資質を証明した。もちろん、20歳の選手でまだまだ成長の余地があり、次のステップに向けて一緒に取り組んでいく」と期待を寄せた。

 2005年7月7日生まれ、埼玉県出身の市原は、大宮の下部組織を経て2022年2月に2種登録で大宮トップチームに登録。23年7月の天皇杯3回戦C大阪戦でトップチームデビューを果たした。

 各年代別日本代表にも選出され、U―23アジア杯サウジアラビア大会では、主将として大会連覇に貢献した。

 AZはリーグ優勝2度を誇る強豪で、今季はリーグ20試合を終え5位につけている。現在はDF毎熊晟矢が所属していることでも知られている。

 また、大宮は市原がAZに完全移籍すると発表。市原は長文のコメントでクラブ愛を伝えた。以下、市原のコメント全文。

大宮の街に生まれ、大宮の街で育ち、このクラブと共に人生を歩んできました。兄貴の背中を追い6歳の頃にスクール生としてこのエンブレムをつけ、10歳からアカデミーに入り今に至るまで約15年間、選手としても、人としても育ててくださり、本当にありがとうございました。

『少しではなく、かなり僕の話をさせてください』

このたび、AZアルクマールに移籍することになりました。

自分は、物心ついた時にはすでに生活に大宮アルディージャがありました。毎週のようにNACK5スタジアム大宮に足を運び試合を観ていました。しかし時が経つにつれ、いつしか観る人から観られる人になっていました。JリーグデビューもNACK5スタジアム大宮でした。デビューを飾った時の感動、興奮、高鳴り、何にも変えられない喜びは今でも忘れないし、この先も忘れることはないと思います。

J3に落ち、J2に這い上がって闘い抜く上で、いつのタイミングが1番いいのだろうとずっと考えていました。同世代の選手が、次々と世界に挑戦する姿を見ていて、羨ましさと悔しさがあったのも事実です。周りの方々からいろんな言葉をかけていただき、相当悩んでいた時期もありました。もしかしたら、アカデミー育ちだからという情や責任感から移籍をせずに大宮に残っていると思っていた人がいるかもしれません。それは全く違くて、自分はこのクラブが1番成長できると思ったし、このクラブが1番自分の夢から逆算した時に適してると信じていたし、なによりこのクラブが大好きだから毎回自分の意志で残る決断をしてきました。

だから、今回も自分の意志で海外に挑戦することを決めました。これまで支えてくれた家族、友人、大宮流星、アルディージャのアカデミースタッフ、トップチームでかかわっていただいた監督はじめコーチ陣、チームメート、メディカルスタッフ、食堂のみなさん、そして、ファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございました。あらためて文章を考えている上で、たくさんの人に支えられてここまできたんだなって思わされました。

J1に上げることだけを常に考え闘ってきましたが、それを実現できずチームを去るのは悔しい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです。このクラブは、間違いなくあと数年したらものすごいクラブになっていると思います。自分も1人のファンとしてクラブの成長を楽しみにみています! こんなすばらしいクラブ、監督、スタッフ、チームメート、仲間に巡り会えて、自分は運がいいなと思います。

最後に、間違いなく市原吏音を創ってくれたのは大宮アルディージャです。どこに行ってもオレンジの魂は心に宿っています。またいつか日の丸をつけた姿で皆さんと会える日を楽しみにしてます。

くそお世話になりました!!!

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

サッカーの2026年1月31日のニュース