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【高校サッカー】早実が2大会ぶりの選手権出場 2戦連続で後半終了間際の劇的勝利

[ 2025年11月16日 22:21 ]

全国高校サッカー選手権東京都予選Bブロック決勝   早実1―0多摩大目黒 ( 2025年11月16日    味スタ )

2大会ぶりの全国選手権出場を決めて喜ぶ早実イレブン
Photo By スポニチ

 早実が多摩大目黒に1―0で競り勝ち、2大会ぶり2度目の全国選手権出場を決めた。0―0の後半アディショナルタイムにFW霜田優真(3年)が決勝点を挙げた。

 苦しい時間帯を今予選4試合無失点の堅守でしのぎ、一瞬の隙を突いたカウンターから勝利を決める一撃。霜田は「10番を背負っている自分が点を取らないと勝てない。自分の決勝点で全国を決められて率直に凄くうれしい」と声を弾ませた。

 ファーサイドでグラウンダーの右クロスを受け「一回、中に運んでファーに蹴るふりをしてニアに打った」と冷静な判断と決定力が光ったが、お膳立てしたFW篠田一(2年)の存在感も際立った。

 右サイドで快足を飛ばし、一度は相手のスライディングに倒れたが、ここからが真骨頂だった。前方に回転するように肩口から転んで勢いのままに立ち上がると、素早くボールを拾って相手を振り切って右クロスで決勝アシスト。「倒されても早く立ち上がって、どれだけボールに食らいついていけるか、日頃から意識している。倒されそうになったら“前転しちゃおう”っていうのが身に染みついているんで。小さい頃から体操をやっていたのが生きたんじゃないかと」と振り返った。

 9日の準決勝・国士舘戦でもこの日と同様に後半開始から出場してアディショナルタイムに決勝点。この時も相手ともつれて転びながら、立ち上がって試合を決めた。2戦続けて見せた土壇場での活躍に「一瞬の隙で物事は変わる。年間を通してやっていることを体現してくれた。能力は非常に高い子。そこのところは生かしていきたい」と森泉武信監督。2度目の出場で狙う全国初勝利への切り札として期待が懸かる。

 2大会前の初出場は大会開幕戦の晴れ舞台で広島国際学院に0―2で敗れた。指揮官は当時を振り返り「出ることに満足してしまったのかな、という気はする」と打ち明ける。MF野川一聡主将(3年)は2度目の全国へ「自分たちは記念出場じゃない。“まず初戦に勝って一歩一歩積み上げ、高みを目指す”ということはみんな(イレブン)に言いたい」と力を込めた。持ち前の守備力に攻撃陣にも頼りになる戦力をそろえ、早実が全国1勝に挑む。

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