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最下位の新潟 8日に19位の湘南戦 17戦ぶり勝利へ 堀米主将「現状を打破したい」

[ 2025年11月8日 04:30 ]

来季の戦いも見据えている堀米
Photo By スポニチ

 4勝11分け20敗で最下位の新潟は8日に明治安田J1リーグ第36節で19位の湘南と対戦する。7日は新潟・聖籠町のアルビレッジで最終調整を行った。互いにJ2降格が決まったチーム同士の一戦で、堀米悠斗主将(31)は来季を見据えて勝ちにこだわる姿勢。16試合勝ちなし(4分け12敗)に終止符を打ち、最下位から脱出する。

 湘南との勝ち点差は3。得失点差は新潟が上回っているため、勝てば13試合ぶり、実に約4カ月ぶりの最下位脱出となる。ただ、J2降格が決まってしまっている今、堀米は順位よりも将来を見据え、17試合ぶりの白星を目指す意義を語った。

 「とにかく(サポーターに)勝ちを見せたい。続いていくクラブの来年に向けても(勝利が)必要。順位どうこうよりは、現状を打破したい思いが強い」

 昨季はJ1に残留はしたが、9試合勝ちなしのままシーズンが終わった。今季も開幕から8試合も白星を挙げられず、シーズンをまたいだ計17試合勝ちなしはクラブワースト記録となった。「勝てないまま終わると、いろいろなところから声が出てくる。来シーズンの開幕にあたって余計なプレッシャーになる可能性もある」と堀米。勝利を願うサポーターに勝ち点3を届けるだけでなく、来季の戦いを視野に入れても、現在の16試合勝ちなしという不名誉な記録を早く止めようと必勝を誓う。

 6季連続6回目の主将を務めた今季。後半戦は勝てない日々が続き、練習でも厳しい表情を浮かべる姿が多い。しかしこの日は、真剣な中でも久しぶりに笑顔も見せた。降格が決まった後は「今シーズン、何か少しでも得たと言えるように」と自分と向き合う時間が増えた中でサッカーへの取り組みを再確認。「どんな状況であれ、暗い顔をして、下を向いてプレーしていても何も得るものはない」と言い、この2週間は個人的に納得した練習を積むことができた。

 湘南は前節にアウェーで敗れて降格が決定したが、ホームの今節はこれまで以上の気持ちを持って臨んでくることを予想する主将は「それ以上の気持ちで(試合に)入らないと。自分たちから仕掛ける意識を持って攻守共にプレーしたい」と強調する。互いのプライドを懸けた試合。勝利のために力を尽くす。(西巻 賢介)

 ○…湘南は6勝8分け21敗で19位。19試合で勝ちがなく、すでに来季のJ2降格が決まっている。新潟との直近5試合の対戦成績は1勝2分け2敗。59失点はリーグ最多。被先制が23試合とリーグワーストで、その内訳は4分け19敗と逆転勝ちはない。29得点もリーグ18位だが、攻撃数は8位と決して低くない。

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