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J2降格の湘南が今季最多5発で20戦ぶり勝利 今季限り退任の山口監督「未来への一歩を踏み出さないと」

[ 2025年11月8日 18:59 ]

明治安田J1リーグ第36節   湘南5―2新潟 ( 2025年11月8日    レモンガススタジアム平塚 )

<湘南・新潟>後半、チーム3点目となるゴールを決め、山口監督と抱き合って喜ぶ湘南・小野瀬(右)=撮影・松永 柊斗
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 19位の湘南がJ2降格決定後の初戦で、同じく降格する20位の新潟に今季最多の5得点で快勝した。リーグ戦では5月11日東京V戦以来約半年ぶり、実に20試合ぶりとなる勝ち点3を手にした。

 前節の降格決定後、今季限りでの退任が発表された山口智監督は「多くの声援をいただいてやれてきた中で、残留できず申し訳ない気持ちがある」と試合後会見の冒頭で謝罪。「モチベーションをどう持っていくかが難しかった。その中でも勝ちたい、勝たないといけない相手だし、未来へ向けて個人やチームとして一歩を踏み出さないといけない。自分が辞めるから、残留できなかったからではなく、常に求めている自分のマックスでというところを理解してくれた」と意地を見せた選手を称えた。

 残留を争うチームの主将という重い十字架から解放されたかのように、FW鈴木章斗が先制弾を含む2得点。残り2試合で自身2季連続の2桁得点に王手を掛けた。「降格が決まった中で、もう一度みんなで勝ちたい思いがあった。自分たちが今季何をやってきたかを見せられたのは良かった」と久々の勝利の味を噛みしめた。

 今季初得点のMF小野瀬康介と2点目を決めたMF奥野耕平は、ともに前所属のG大阪時代にもコーチだった山口監督の指導を受けた。小野瀬は「尊敬している人で、その人に呼んでもらってここにいる。今年はケガが少なくプレーできた中、降格した責任を感じている。残りの試合で恩を少しでも返そうと決めていた」。奥野も「(G大阪で)試合に出られていないタイミングで、救ってくれた。こういう結果になってしまったのは自分も責任を感じる。最後をいい形で締めくくることで恩返ししたい」と口を揃えた。

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