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J2降格危機の新潟 15試合ぶり勝利へ、副主将のFW小野“向かう姿勢”徹底

[ 2025年10月15日 05:00 ]

ゴールへ向かう意識の大事さを強調する新潟FW小野
Photo By スポニチ

 4勝10分け19敗で最下位に沈み、J2降格危機のJ1新潟はオフ明けの14日、新潟・聖籠町のアルビレッジで18日の東京V戦に向けて練習を再開した。14試合勝ちなし(3分け11敗)とトンネルの出口が見えない中、前節の岡山戦で9試合ぶりに出場したFW小野裕二(32)は、勝利だけが求められる残り5試合で、ゴールへ向かうプレーを徹底する必要性を訴えた。

 残り5試合で、残留圏内の17位・横浜Mとの勝ち点差は9。試合を消化するたびにJ1残留が厳しくなってきているが、常にチームを第一に考え、副主将に就任した今季も仲間に厳しいことを言ってきた小野は、決して諦めない。そんな強い気持ちを言葉に変えた。
 「自分たちが勝たないと、状況は何も変わらない。(残留を争う)他の(チームの)結果がどうであれ、(目の前の)1試合で勝つためのプレーができなければ話にならない」

 今季はコンディション不良に苦しんできた。開幕直前の故障の影響で復帰後も「いいパフォーマンスが出せていなかった」と振り返り、5月には左手薬指を痛めた。チームと同様に個人的にも波に乗れず、ここまでノーゴールが続いている。

 2カ月半ぶりに先発した前節は後半12分に右クロスを頭で合わせた。「あの一本を仕留めないといけないのは課題」と反省。ただ、シュートチャンスはそれ以外にほぼなく「中にボールが来る回数が少ない」と指摘する。

 原因は明白。サイドに展開後やボールを奪った後に「失うことが怖いというのがあって(前に)つけられない。後ろ向きなプレーを選択する回数が多い」ことだ。勝つために必要なゴールを奪うため、ミスを恐れず前に向かうプレーの増加を仲間にも要求している。

 オフだった13日にはデンカビッグスワンスタジアムで行われたアルビレックス新潟レディースのちふれ埼玉戦を家族と生観戦した。「しっかり前に向かってプレーにしていた」と刺激を受け、特に1得点1アシストのFW滝川に注目。「どんな体勢からでもシュートを打って、決めてやろうという執念を感じた。行ってよかった」と収穫は大きかった。

 FWとして無得点でシーズンを終えるわけにはいかない。「一試合一試合、全て出し切ってやる」と覚悟を示した小野。ゴールを奪い、チームに15試合ぶりの勝利を呼び込む。(西巻 賢介)

 ≪大竹&吉満が夢先案内人に≫クラブのホームタウン活動の一環でMF大竹とGK吉満が新潟市内の西内野小学校でキャリア教育の講師を務めた。5、6年生の約240人にプロ選手になるまでの道のりや、現在のやりがいなどを語った。初めて講師を経験した20歳の大竹は「自分のことを話す機会はあまりなかった。振り返ることができてよかった」と感謝。児童からの「残留目指して頑張ってください」などの応援メッセージも胸に刻み「子供たちのためにも(チームをJ2に)落としてはいけない」と誓っていた。

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