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これぞエースだ!日本代表FW上田が強豪から連発 ブラジル撃破でW杯へ弾み「優勝を目指しているので」

[ 2025年10月15日 04:55 ]

サッカー国際親善試合   日本3ー2ブラジル ( 2025年10月14日    東京・味の素スタジアム )

<日本・ブラジル>サポーターの声援にこたえる上田(撮影・西海健太郎)
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 サッカー日本代表の後世に語り継がれる逆転劇の仕上げは、エースの一撃だった。2点差を追い付き、イケイケムードに包まれた後半26分。上田が左CKに勢いよく飛び込む。強く、鋭く叩きつけたヘッドは反応しきれなかったGKの胸に当たり、はじき飛ばすようにゴール左に転がった。背番号18を新たに背負ったパラグアイ戦から2戦連発。味スタに熱狂の渦を巻き起こした決勝弾に、カナリア軍団もぼうぜんとするしかなかった。

 「0―2からみんなで追い上げて、決勝点を取れるか取れないかは全然違う。やっぱりそこで勝利を導くゴールを取れたのはうれしい」

 勝敗を決めるのはFWという自負がある。「日本のスコアを動かせるのは自分。その価値は凄く大きい」。法大時代に指導者から「勝たせる選手になれ」と口酸っぱく言われてきた得点意識はより一層高まっている。

 王国を見返す一撃だった。A代表デビューは東京五輪世代が多く招集された19年の南米選手権。舞台はブラジルだった。チリ、ウルグアイ、エクアドルと南米の実力国に挑んだが、決定機を生かせず無得点に終わって現地メディアから酷評された。直後に法大サッカー部を退部して鹿島入り。名門・フェイエノールトでは元オランダ代表のファンペルシー監督の薫陶を受け、今季は8試合8得点と一皮むけた。成長を見守ってきた森保監督は「得点力を上げながら、守備にも絡んでくれたことをうれしく思う」と攻守での貢献を称えた。

 名実ともに日本のエースに上り詰めた上田は言う。「新しい歴史をつくったのは凄く大事なこと。ただ僕らはあくまでW杯優勝を目指しているので」。来夏、この夜以上の歓喜を列島に届ける。

 ≪2点差逆転勝ちは森保JAPAN初≫日本の逆転勝利は24年アジア杯ベトナム戦(1―2→4―2)以来、第2次森保ジャパン2度目。2点差逆転勝ちは第1次を含め森保ジャパン初で、14年6月ザンビア戦(0―2→4―3)以来11年ぶり。

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