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J1残留へ向けて残り10試合に臨む新潟 入江監督は攻撃的なスタイルを貫く

[ 2025年9月10日 06:15 ]

J1新潟・入江監督
Photo By スポニチ

 J1新潟はオフ明けの9日、新潟・聖籠町のアルビレッジで13日のホーム・清水戦に向けて練習を再開した。4勝8分け16敗で最下位のまま、J1残留を懸けた戦いは残り10試合。新型コロナウイルス感染から復帰して練習の指揮を執った入江徹監督(48)は、攻撃時のミスやズレを一つでも減らし、攻撃的なスタイルをやり通して残留を勝ち取る決意を示した。

 細部にこだわり、勝ち点を積み上げる――。そんな入江監督の思いが、パス&コントロールの基礎練習にも表れていた。わずかなズレやミスが起きている状況を選手たちにしっかりと意識させた指揮官は、勝利を引き寄せられない現状打破へ「変われるよ!」と大きな声でハッパをかけた。

 6月の就任以来「新潟の伝統的な粘り強さ」を取り戻そうと球際の強さや切り替えの早さを求め、守備面は改善した。ただ「どうしても自分たちのエラーで崩れてしまうところがある」と話し、失点に直結したミスはもちろん、局面を打開できるタイミングで一本のパスがズレて状況を変えられないことがシーズン当初から起きていたと指摘する。

 「していいミスと、してはいけないミスがある。積極的なミスではあるにせよ、そこをどう考えるか。“パスが取られていないからOK”と考えるのか“それができたら状況を変えられた”と考えるかなら後者だ」。今夏に多くの選手が加わり、戦術面は変化。それでもボールを保持する“根っこ”の部分は変わらない。公式戦がなかった先週は「もう一度ボールを持ってどう攻めるか」に焦点を当てた。

 8月下旬に新型コロナウイルスに感染し、復帰したのは6日。0―1で敗戦した前節の浦和戦は「本当に内容的には悲観するものではなかった」と前向きに捉え、指揮が取れなかった期間はスタッフと密に連絡を取り、練習も映像で確認した。飲水しても痛みがあった喉の状態も回復して、この日は大きな声で何度も指示を出した。

 入江監督は「相手がどこであれ、残り10試合をどう戦うかだけ」と強調し「求めないといけない部分は伝えていきたい」と表情を引き締める。攻撃的な姿勢を貫く指揮官の下で一丸となり、残留への道筋を描く。(西巻 賢介)

 ○…加入から3試合連続で先発して1得点1アシストと結果を出しているモラエスがゴール量産を誓った。右サイドハーフながら「フォワードと関わりを持って、ゴールを仕留めることが特長」とゴール前へのポジショニングを意識。前節の浦和戦でも頭で2本のシュートを放った。清水戦はチーム9試合ぶりの複数得点へ、期待を集める背番号55は「数字(ゴールやアシスト)がないと他のチャンスにもつながらないのでこだわっている」と力を込めた。

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