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J1残留を目指す新潟・長谷川 エース復活弾でチームを上昇気流に乗せる

[ 2025年8月20日 04:40 ]

約3カ月間ゴールから遠ざかり、試行錯誤を続けている新潟・長谷
Photo By スポニチ

 4勝8分け14敗で最下位に低迷するJ1新潟はオフ明けの19日、新潟・聖籠町のアルビレッジで23日のホーム鹿島戦に向け練習を再開した。チームトップの6ゴールを挙げながら約3カ月も得点から遠ざかっているのがMF長谷川元希(26)。シーズン途中で変化した戦い方への対応に悩みながらも、J1残留のために力を尽くす決意を語った。

 全体練習後では恒例となっているシュート練習を終え、クラブハウスに戻ろうとする長谷川が立ち止まった。話し相手は入江徹監督。別の日には寺川能人強化本部長と話し込む姿もあった。全てはチームを勝たせたい、という強い思い。指揮官との会話の内容を、言える範囲で明かした。

 「シュートを打てていない。ボールを触る回数も減ってきている。試合に出ている身としてどうすればいいか、と常に考えているが、なかなか答えが見つからない。そういうところを相談した」

 最後のゴールは第17節だった5月18日の岡山戦までさかのぼる。その試合に1―2で敗れたことがきっかけで、ハイプレスからの縦に速い攻撃に取り組んでいたチームは、最後方からビルドアップする戦術に重きを置くようになった。長谷川は「今年やってきたサッカーが間違っている、間違っていないとかではなく」と前置きした上で「しっかりつないでいく、となってから(チーム全体の)走力が減っている」と指摘する。

 何度も繰り返すスプリントが武器。シーズン序盤は戦術と合致して得点にもつながり「負け、引き分けでも達成感があった」という。ただ、中盤以降は動いてもパスが出てくる回数が減り、シュート数も減少。守備でのスプリントばかりが目立ち「最近はそういう感覚(達成感)が全くない」と声を落とす。

 今季はチームで唯一全試合に出場中で「やらないといけない義務がある」と同僚やコーチ陣に走力や縦への意識を高めることを要求。「勝つためになら何でもしたい」と誓う。その中で前節の川崎F戦では途中加入の選手たちも躍動し、チームとして縦への速い攻撃で何度も好機をつくった。「途中加入の選手は覚悟を持って勝たせたいとやっている。負けないように頑張りたい」。残り12試合。J1残留には、エースのゴールが必要だ。(西巻 賢介)

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