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【E1】ジャーメイン良 95年ぶりデビュー戦4発! 激戦区2列目へ食い込む覚悟「まだ先は見ない」

[ 2025年7月9日 05:00 ]

東アジアEー1選手権(男子)2025決勝大会   日本6ー1香港 ( 2025年7月8日    韓国・龍仁ミルスタジアム )

<E-1選手権男子 日本・香港>前半、自身1得点目のゴールを決めるジャーメイン(右から3人目)(撮影・西海健太郎)
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 日本代表は初戦で香港代表と対戦し、6―1で快勝した。FWジャーメイン良(30=広島)が0―0の前半4分の日本最年長デビュー弾を皮切りに、1930年の若林竹雄以来、95年ぶりとなるデビュー戦4得点。交代選手も含め森保ジャパン最多の10選手がデビューし、試合終了間際には大卒1年目のMF中村草太(22=広島)も初得点を決めて生き残りへ猛アピールした。次戦は12日に中国と対戦する。

試合詳細(日本6ー1香港)

 アピール合戦の号砲を鳴らしたのは30歳の遅咲きストライカーだった。ジャーメインは2シャドーの一角で先発し、A代表デビュー。0―0の前半4分、あいさつ代わりの一発を決めた。FW相馬の左クロスを胸トラップで受け、反転して豪快な左足ボレー。大量6得点を呼び込む先制ゴールは日本歴代最年長デビュー弾となった。

 「年齢も上で国際経験がそこまであるわけではないけど、長くプロでやっていることは一つ自分の武器だと思ってやろうと思った」

 圧巻のゴールショーはこれで終わらない。「1点目で流れに乗れた」と6分後には左クロスに反応し、1メートル82の長身を生かしたヘディング弾。3―0の同22分にはペナルティーエリア手前から左足ワンタッチでハットトリックを達成した。4分後には持ち味の抜け出しで相手背後に入り込み右足で4ゴール目。代表初戦で4発は95年ぶり2人目の快挙に「名前が残ったかな。決定力や持ち味の爆発力が出た」と充実感をにじませた。

 長いキャリアで身体能力を生かし切れない時期もあったが、磐田に所属した昨季J1で動き出しや駆け引きを向上させて才能開花。磨かれた多彩なシュートパターンを披露し、前半のみで交代してもアピール十分の上々デビューとなった。

 海外組を含めたフル代表の2列目はMF久保や南野ら精鋭ぞろい。激戦区で名乗りを上げたが「まだ先は見ない。この大会で優勝に貢献することしか考えていない」。目指すは父の母国・米国で開催される来年のW杯北中米大会。夢舞台へ歩み出した一歩は強烈で大きな足跡を残した。(滝本 雄大)

 ◇ジャーメイン良(じゃーめいん・りょう)1995年(平7)4月19日生まれ、神奈川県厚木市出身の30歳。流通経大柏―流通経大。大学4年の17年にJ2仙台(当時J1)入団が内定し、特別指定選手として同12月にJ1デビュー。18年に正式加入し、22年に加入した磐田では24年にJ1日本人トップタイの19得点。25年に広島に完全移籍。父が米国人で母が日本人。1メートル82、82キロ。利き足は左。

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