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入江アルビ 初陣の相手は川崎F リーグ戦残り18試合でJ1残留を目指す

[ 2025年6月25日 04:30 ]

練習前に堀米主将(右)と話す新潟・入江監督
Photo By スポニチ

 さあ、再出発だ!J1新潟は、25日に延期していた明治安田J1リーグ第15節に臨み、アウェーで川崎Fと対戦する。電撃解任された樹森大介前監督(47)に代わり、23日に就任したばかりの入江徹新監督(47)の指揮の下、24日は聖籠町のアルビレッジで最終調整。最大のミッションであるJ1残留へ向け、新体制となって迎える初陣を白星で飾る。

 雨が降る練習場に現れた選手たちには笑顔もあった。だが監督交代の“劇薬”を投入したチームらしく、入江監督が練習を始める笛を鳴らした瞬間に真剣な表情に変わった。23日に就任したばかりの新指揮官に、川崎F戦までに与えられた準備期間はわずか2日。それでも「限られた時間の中だが、選手も凄く向き合ってやってくれた。いい準備ができた」と力強く語った。

 前日の就任会見で「粘り強く、諦めずに戦う。それが新潟が培ってきた歴史」と強調し、近年築き上げたビルドアップは、ハードワークを土台として成り立つものとして選手たちに伝えた。「(粘り強さは)大前提。表現してくれると思うし、できる選手たち。自信を持って信頼してやっていきたい」とうなずく。

 コーチから監督に昇格しても、選手との距離感は基本的には変わらない。「選手とのコミュニケーションはさらに増えている。そこから見えてくる部分はたくさんある」と言い、この日も練習前にはDF堀米主将と柔和な表情で話し合う姿があった。

 シーズン半分を過ぎての監督交代に責任を口にする選手もいる。「(試合に)出ていた身としては責任がある。もっと勝ち点を積めた。ふがいなさがある」と率直に語るMF奥村。入江監督はその思いをくみ取って前向きにさせてきた。「もっと(力を)引き出せる、いいチームになれる。自信を持ってやろう」と説いて、改めてチームをまとめた。

 目標は一つ。4勝7分け9敗の18位から巻き返してJ1残留だ。残り18試合あるが、先を見ず目の前の戦いに集中する。ただ、その1試合目となる川崎F戦だけは少し特別。Jクラブトップチームの監督で初采配となる入江監督は「自分たちのサッカーをして、勝つことによって先がいろいろ見えてくる。全力で戦ってきたい」と誓う。“入江アルビ”は一丸で勝利を目指す。

 ○…在籍8年目のMF高木は入江監督の気持ちに応えようと燃えている。22年からコーチを務めてきた新指揮官について「もっともっと自分たちができると思って見てくれていた。そこにみんなで応えられるように(したい)」と誓う。ミーティングや会見での「熱い言葉」を聞き、J1残留への思いも新たにした。その一歩目となる川崎F戦は「見ている人が納得できるプレーをしないといけない」と力を込めた。

 ○…川崎Fは8勝8分け4敗で現在8位。総得点はリーグ3位の32点で攻撃のバランスが良く、ラストパス数は144本の5位でクロスは22本、スルーパスが21本と攻め方に偏りがない。セットプレーからの得点はリーグ5位の12得点だ。途中出場選手の10得点は1位。守備も総失点は21点でリーグ6位タイの少なさ。タックルのボール奪取率が1位と球際も強い。

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