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「PKは得意じゃない」「でもやっぱり…」なでしこ松窪真心が胸に刻んだ誓い

[ 2025年4月6日 21:22 ]

国際親善試合   日本 1―1 コロンビア ( 2025年4月6日    ヨドコウ桜スタジアム )

<女子サッカー国際親善試合 日本・コロンビア>後半、シュートを放つ松窪(撮影・北條 貴史)
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 MF松窪真心(まなか、20=カレッジ)は目を真っ赤にして取材エリアに現れた。「チャンスを決めきれなくて、チームが苦しくなってしまったのは申し訳ない気持ち。あれを決めないと、ここには残れない」。後半だけで両チーム最多のシュート5本。16分にゴール左から左足を振り抜くも、相手GKの好守に阻まれた。5分後、再び左足で打ったシュートはポストに直撃。再三の決定機を仕留められず、「悔しい」とこぼした。

 それでも、存在感を強く示した。前半43分、負傷したFW田中に代わる緊急出場。「やってやろう。チャンスがあればどんどん足を振っていこうと」。1メートル55の小さな体で、持ち味のスピードと積極性を前面に出した。献身的な守備も光った。2月のシービリーブス杯で代表デビュー。通算4試合目で自身最長のプレー時間だ。「出場時間が伸びてシュートに持っていけるシーンも増えたことは、少し良かった部分だと思う」と小さくうなずいた。

 最大の見せ場は1点を追う後半48分。ゴール前の混戦。松窪のシュートが相手の手に当たった。同点のPKを得た。「思い切って足を振った結果が(PKに)つながって良かった」と言った。

 キッカーはDF高橋に譲った。「PKはそんなに得意じゃない」と苦笑いする。「でもやっぱり…」。自らに言い聞かせるように言葉をつないだ。「そこで自分が蹴りたいと言えるくらい、強いストライカーになっていきたい」。それは次世代を担う20歳の、強い覚悟の表れだった。

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