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京都・チョウ貴裁監督「人生が詰まった90分間」DFアピアタウィア久についても言及

[ 2024年3月17日 19:29 ]

明治安田J1リーグ第4節   京都2―3横浜 ( 2024年3月17日    サンガスタジアム )

京都・チョウ貴裁監督

 開始8分で数的不利となり、前半33分までに2点ビハインド。そこから前半終了までに同点に追いつき、後半7分に突き放されても最後まで走り切って得点チャンスを作った。

 さすがの京都・チョウ貴裁監督も激動の試合を整理するのに時間を要したが「人生が詰まった90分間だった。負けたら何も生み出さないというのも正解だが、そうは思えないのがきょうの敗戦」と独特の表現を用いて選手を称えた。

 ただ、反省も忘れない。「誰が悪いとか犯人捜しをしていても仕方ない」と前置きした上で、1失点目に関与し、さらに一発退場したDFアピアタウィア久について言及。「事象としてポジションをもう1メートルほど下げていれば、あの場面は生まれていない。そういう冷静さや賢さは確かに足りなかった。周囲の声がけがあったら防げた失点だったし、あそこで退場者が出ることもなかった」。ハイラインの守備網を設定する以上、よりアラートになるべきだと強調した。

 「残り34試合。きょうみたいなミラクルなゲームをモノにしたり、先手に奪って逃げ切るゲームも増やすなどして強くなっていきたい」

 今季掲げるのは『史上最高で最強のサンガ』。濃密な90分間で得た収穫と課題を糧にして、次へ向かう。

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