×

湘南、浦和と4-4 U-23日本代表候補・田中は「勝ちたかった」

[ 2024年3月17日 19:25 ]

明治安田J1リーグ第4節第2日   湘南4-4浦和 ( 2024年3月17日    レモンガススタジアム平塚 )

<湘南・浦和>後半、鈴木章がこの日自身2得点目のゴールを決め喜ぶ湘南・田中(中、5)(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 湘南が4-4で引き分けた。前半11分に先制されたが、23分にFWルキアン(32)の移籍後初ゴールで追いつき、32分にはU―23日本代表候補のMF田中聡(21)がマルセイユルーレットでマークを外して左足でシュート。FW鈴木章斗(20)に当たってコースが変わってゴールに決まって逆転。後半1分にも鈴木章が相手のパスをカットしてゴール、2点を返された後も積極的に攻めて29分に田中のミドルシュートが右ポストに当たって跳ね返ったところをルキアンがこの日2点目、再びリードしたが36分に浦和に追いつかれた。

 2アシストの田中は「勝ちたかった。シュートを打ったがアキトに当たった。ルキアンのも、自分で決めたかった」と振りかえる。2得点の鈴木章も「個人としては良かったが、きょう勝っていれば上位に食い込める。勝ちたかった。自分たちFWが点取れば後ろ守ってくれると信じている。きょうみたいにFWはやるだけ。FWの仕事は点取ること、貪欲にできるか」と、振りかえる。ルキアンも「2点取れてホッとしているが勝ち点3取れず、引き分けたのは残念。自分は毎試合ベスト尽くすことだけ。福岡ではあまりチャンスがなかったし、ここ3試合はチャンスがなかった。強い相手に4点はポジティブ、細かいところ修正すればいい順位で終われる」と前向きだ。

 山口智監督(45)も「立ち上がりは苦労した守備になったが、20分からいい距離感で守備ができた。前半で逆転できたの良かった。後半も入りよかったが、それ以降に課題が残る。勝ち点2を落としてしまった」と、悔しさをにじませた。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2024年3月17日のニュース