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なでしこ 北朝鮮戦は生きるか死ぬかの大一番 DF熊谷「ピッチの中でいち早く状況を掴んで修正を」

[ 2024年2月27日 18:55 ]

<サッカー女子日本代表練習>練習に汗を流す熊谷(撮影・西海健太郎)
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 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」はあす28日、パリ五輪アジア最終予選・北朝鮮戦の第2戦に臨む。27日は会場となる国立競技場で前日練習を実施。トレーニング後にはDF熊谷紗希が取材に応じ、ピッチ内での修正力の重要性を改めて強調した。

 試合日の3日前に会場が正式決定するなど24日の第1戦はピッチ外で翻弄されたが、ピッチ内でも想定外だった相手のなでしこ対策に面を食らった。布陣はアジア大会決勝で激突した際の4―4―2ではなく、3バック。前からの猛烈なプレスは封印し、しっかりと守備ブロックを敷いて日本の攻撃を封殺した。

 「ピッチの中でいち早く状況を掴んで修正することが本当に大切だと思う。第1戦は4バックでくると思ったけど相手は5―4―1できた。第2戦は4バックに4―4―2に戻すかもしれないし、また別のことをしてくるかもしれない。監督の指示を含めて、自分たちが順応して、戦うすべを早く見つけることが大きなポイントになる」

 勝てばパリ五輪行きの切符を掴めるが、負ければ――。生きるか死ぬかの大一番となる中、なでしこジャパンの主力に長く座り、酸いも甘いも知り尽くした主将がチームの道しるべとなる。

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