×

1年生・長璃喜が最後のプレーで値千金弾 昌平がPK戦制す

[ 2023年12月31日 18:24 ]

第102回全国高校サッカー選手権2回戦   昌平(埼玉)1―1米子北(PK4―3) ( 2023年12月31日    埼玉スタジアム )

<高校サッカー 昌平・米子北>後半終了間際、昌平の長璃喜(中央)は同点ゴールを決め喜び合う (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 東西プレミアリーグに所属する強豪同士の1戦は、PK戦の末に昌平に軍配。昨年に続いて3回戦に駒を進めた。

 後半アディショナルタイム。ラストワンプレーで1年生がチームを救った。殊勲は後半31分に投入された長璃喜(おさ・りゅうき)。右からのクロスを頭で合わせて同点弾を決め、PK戦での勝利につなげた。

 初戦に続く2戦連発だが、1メートル66と小柄だけにヘディングでの得点は中学以降で初めて。「体が勝手に動いた。めっちゃうれしい」と素直に喜んだ。県大会で右足首を負傷。全国大会までは公式戦に出ることなく、フィジカルトレーニングに力を注いだ。その効果で「ジャンプ力がついた」といい、勝負所での一撃につながった。

 フル出場した3年の兄・準喜からは「感謝している」とねぎらわれた。兄弟で戦えるのは今年だけ。弟は兄への言葉を求められ、「次は頑張ってほしいです」と言って笑わせた。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2023年12月31日のニュース