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京都・チョウ貴裁監督が「責任の取り方」について言及 広島に0―5大敗

[ 2024年5月19日 19:16 ]

明治安田J1リーグ第15節   京都0-5広島 ( 2024年5月19日    サンガスタジアム )

京都・チョウ貴裁監督

 長く暗いトンネルに迷い込んだ。京都は広島に0―5と惨敗し、5連敗。本拠地開幕7連敗となり、J1初年度となった1996年のワースト記録に並んだ。勝ち点はいまだJ1唯一の1桁、9。出口はなかなか見えない。

 試合後、チョウ貴裁(キジェ)監督は「選手に提示したゲームプランのやらせ方、その結果、失点して得点チャンスがほとんどなかったことを考えると、全て、本当に全てが監督である僕の責任。サポーターの皆さんもホームで一回も勝てないにもかかわらず、今日も雨の中、悲しいのを通り越して、あきれて何も発せない時間があって当たり前ということを考えると、あの声援を自分たちのパワーにしていかないといけない。“そんなことを毎回言ってるじゃないかお前”と言われるかもしれないですけど、本心でそう思っている」と、ざんげ。苦しい胸の内を明かした。

 その上で「ここに来て監督をする時、誰よりも京都を強くしたいと思って引き受けさせてもらいましたし、その気持ちは今もみじんも変わっていません。ただ、一番大事なのは僕のその思いじゃない。チームが上昇していくように何ができるのかっていうのを、もう一度クラブと話して考えないといけない。当然、成績の責任は監督にある。結果が悪いから、どういう責任の取り方をするか、いろいろなことがあると思います。目の前の課題と向き合って、自分でやれることはすべてやるという責任を果たしたいが、そこはクラブの人、皆さんと歩調を一緒にしていかないといけない」と意味深な発言も飛び出した。

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