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フランクフルト長谷部 子供たちと抱き合い“男泣き” 引退セレモニーで感謝「いつも応援ありがとう」

[ 2024年5月19日 01:55 ]

ドイツ1部最終節   Eフランクフルト2―2ライプチヒ ( 2024年5月18日 )

E・フランクフルト公式X(@Eintracht)から。引退セレモニーでファンの声援に応えるMFローデ(左)と長谷部

 サッカーのドイツ1部(ブンデスリーガ)最終節全9試合が18日に一斉開催され、6位のアイントラハト・フランクフルトが本拠で4位ライプチヒと2―2で引き分け。欧州リーグ(EL)出場圏である6位を死守し、シーズンを終えた。今季限りで現役引退する元日本代表MF長谷部誠(40)は後半アディショナルタイムから途中出場し、サポーターからスタンディングオベーションで迎えられた。

 長谷部は2―2で迎えた後半アディショナルタイム、同じくこの日が現役ラストマッチとなる主将のMFローデとともに途中出場。レジェンドの最後の勇姿を見届けようと詰めかけた大勢のサポーターからは拍手と大きな“ハセベコール”が送られた。

 これでドイツ1部通算384試合の出場に伸ばし、外国人の選手としてはFWロベルト・レバンドフスキ(ポーランド)と並んで歴代2位タイに浮上。同1位のFWクラウディオ・ピサーロ(490試合)には届かなかったが、アジア人選手としては歴代1位の出場記録を残しスパイクを脱ぐことになった。

 そして試合後には同じ背番号20のユニホームを着た子供たち2人が長谷部のもとへ駆け寄ると、長谷部は膝をついて優しく抱きしめ感極まって目に涙を浮かべる場面も。MFローデと一緒に参加した引退セレモニーでは「ファンのおかげで長く続けることができました。いつも応援してくれてありがとう。ドイツ杯での優勝は特別な瞬間だったよ」とサポーターに対し感謝の言葉。特に17―18シーズンのドイツ杯優勝が心に残っていると語った。

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