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青森山田 2大会ぶりの選手権優勝へ辛勝発進 PKストッパーGK鈴木が止めた 黒田前監督も観戦

[ 2023年12月31日 15:28 ]

第102回全国高校サッカー選手権2回戦   青森山田1―1(PK5―3)飯塚 ( 2023年12月31日    駒場 )

<青森山田・飯塚>PK戦、飯塚・溝口のシュートを止める青森山田・鈴木(撮影・沢田 明徳)
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 高円宮杯U―18プレミアリーグ・ファイナルを制し、2大会ぶりの選手権優勝を狙う青森山田は飯塚(福岡)にPK戦の末に辛勝発進した。

 後半24分に飯塚のFW原翔聖(3年)に先制ゴールを奪われたが、後半34分にFW米谷壮史(3年)が同点弾。80分間では決着が付かず、PK戦に突入した。2本目に青森山田のGK鈴木将永(3年)がPKをストップし、5―3で逃げ切った。

 昨年の高校サッカー選手権3回戦の国見戦でも鈴木はPK戦を見据え、後半アディショナルタイムに投入され、2本PKを止めて勝利に貢献していた。元日に18歳の誕生日を迎える鈴木は2大会連続のPKストップに「落ち着いてPK戦に入れた。自分の仕事をするだけだった。自分を信じて跳びました。自信につながります」と笑顔で振り返った。

 この日は、22年10月に青森山田の監督を退任し、今季町田をJ1昇格に導いた黒田剛前監督も応援席で観戦。黒田監督から引き継いだ正木昌宣監督は「攻め急いで冷静にできなかった。バタバタしてしまったのが反省点。勝ち切れたのはプラス。次からは質が上がると思う」と振り返っていた。

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