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J大宮 降格圏21位確定 清水に4失点完敗 自力残留消滅

[ 2023年11月5日 04:55 ]

明治安田生命J2リーグ第41節   大宮0ー4清水 ( 2023年11月4日    IAIスタジアム日本平 )

試合後、スタンドに向かってあいさつする大宮イレブン(撮影・西川祐介)
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 明治安田生命J2リーグは6試合が行われ、大宮は清水に0―4で敗れてJ3降格圏の21位が確定した。J2クラブライセンスが交付されなかったJ3のFC大阪がJ2昇格圏内の2位に入ればJ3降格を免れる可能性があるものの、昇格圏の2位・鹿児島とは勝ち点8差の5位と厳しい状況。また、大分と2―2で引き分けた金沢の最下位が確定し、J3降格が決まった。

 大宮は自力でのJ2残留の可能性が消滅した。残り2試合で2連勝を目指したが、4失点の完敗でJ3降格圏の21位が確定した。今年5月にヘッドコーチから昇格した原崎監督は「本当に申し訳ないのひと言」と悔しさをにじませた。

 立ち上がりの前半2分に先制を許す。主将のFW富山は「ゲームプランが崩れた」と振り返った。J1昇格を争うホームの清水を勢いづけ、反撃する力なく失点を重ねた。

 J2ライセンスのないJ3のFC大阪がJ2昇格圏内の2位以内に入れば降格を免れる可能性を残すものの、状況は厳しい。J1経験チームがJ3降格となれば大分、松本に次ぐ史上3チーム目の屈辱となる。富山は「これが今の僕たちの力」と唇をかみしめた。

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