スペインリーグ「ラ・リーガ」来季も「DAZN」が配信　今季限りでWOWOWによる20年の放送に幕

バルセロナに勝利し、チームメートと喜び合うレアル・ソシエダの久保（左）。来季の活躍にも大きな期待がかかる（ロイター）

　今週末に最終節を迎える欧州サッカーのスペインリーグ「ラ・リーガ」が、来季もスポーツ・チャンネル「DAZN（ダゾーン）」で配信されることが分かった。

　ラ・リーガに関しては2003－04シーズンから20年に渡って放送してきた「WOWOW」が5月18日、今季をもって試合と毎週月曜夜に放送されていた「リーガダイジェスト！」の放映を終了することを発表。来季以降の放送・配信権の行方に注目が集まっていた。DAZNでは2017年から同リーグの配信を続けている。

　「WOWOW」公式サイトでは5月18日に番組プロデューサーの言葉として「サッカー中継を取り巻く環境は年々厳しくなってきている」とメッセージを掲載。近年は世界中でスポーツの放映権料が高騰しており、WOWOWも放送終了の理由として挙げていた。

　今月行われるキリンチャレンジカップで日本代表に選出されている久保建英は、所属するレアル・ソシエダで今季リーグ戦9ゴール4アシストと大ブレーク。来季もソシエダに残る意向を表明しており、今季4位と躍進を遂げたチームでバルセロナやレアル・マドリードなどの世界的ビッグクラブに挑む。