川崎F　3戦ぶり勝利　今季リーグ初先発・小林悠が先制弾「サッカーは気持ちだ、と感じた」

明治安田生命J1第15節   川崎F2ー0柏 （ 2023年5月28日    等々力 ）

＜川崎F・柏＞前半、ゴールを決め喜ぶ川崎F・小林（右から2人目）（撮影・西海健太郎）
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　明治安田生命J1リーグは各地で4試合が行われ、川崎Fはホームで柏に2―0で完勝してリーグ戦3試合ぶりの勝利を挙げた。今季リーグ戦初先発のFW小林悠（35）が先制点を挙げ、キャプテンマークを巻いたDF登里享平（32）が追加点。川崎Fらしい戦い方をよく知るベテラン勢が奮起し、前半から決定機の嵐で相手を圧倒した。横浜は福岡に2―0で完勝し2連勝とした。

　今季リーグ戦初先発の小林が快勝を呼び込んだ。前半21分、相手のスローインで、受けたDFにプレスをかけてボールを奪い、そのままゴール。その後も最前線から何度も味方にボールを要求し、チームに気迫と好連係をもたらした。歓喜のあまり追加点を挙げた登里に抱きつき左肩を痛めさせる“ハプニング”もあったが、前主将の日本代表DF谷口らクラブOBが観戦する前で完勝。「サッカーは気持ちだ、と感じたような試合だった」とうなずいた。