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ブライトン・三笘 プレミア初挑戦の今季を総括「プレーの質はもう一段階上げないと来季は厳しい」

[ 2023年5月29日 14:11 ]

ブライトン・三笘薫(AP)
Photo By AP

 ブライトンの日本代表MF三笘薫(26)は28日、今季最終戦となったアストンビラ戦の後半20分から途中出場。試合は1―2で敗れたが、公式戦10得点を挙げた今季を振り返り「いろんなところで成長もできましたけど、課題も凄く出たシーズンだった。もっと全然できたと思いますし、特にシーズンの最後のところでなかなか結果が出なかったところは、しっかりと振り返ってやらないとなと思っています」とコメントした。

 「試合に出続けたことはポジティブですし、大きな怪我は少なかったのでそこは良かったですけど、プレーの質はもう一段階上げないと来季は厳しいかな。連戦で90分出続けることも増えましたし、守備のところだったり、いろんなタスクが変わる中で、そういうところも成長できたところは少しあるかなと思います」と総括した。

 初挑戦となったプレミアリーグの印象については「下位のチームもレベルが高いですし、強度が高い中でやっていて、ブライトンのサッカーはよりそういうチームに対していいサッカーができたなと思います。そこにうまくフィットできたのは良かったなと思います」と話した。印象に残った試合にはアウェーのトットナム戦を挙げ「いろんなところで重要な試合だったので、そこは一つ鍵になったかなって感じです」と説明した。

 終盤にゴールとアシストが減ったことには「メンタル的なところの余裕がなくなったのか、少し焦りがあったのか、嫌われたとこもありました。シンプルに自分の実力が出たなっていうところはあります。最後のところでいろんなチームも激しくなってきて、メンタル的なところも厳しい戦いが増えてきて、そういうところで結果が出せないっていうところは認識しています」と分析した。

 ブライトンとの契約延長については「そういう話もあるとは思いますけど、僕もちょっと分からないところ。今後、話していくことかな」と話すにとどめた。一方でブライトンの印象については「街は天気もいいですし、海も近いので凄く住みやすい。サポーターはホームもアウェーも凄い。大きな声を出して声援してくれますし、凄く温かいなっていうのは感じています」と話した。

 今後は帰国して日本代表としての活動がスタートする。「代表とプレミアではサッカーが違う。チームも違うし、より個が求められてるっていうのはわかりる。戦術をうまく組み込めない中でも、どうにかやっていくってところも必要。チームとしてつくっていくことも必要ですし、シンプルに自分の能力をもっと上げないと厳しいなってのは感じています」と話した。

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